陶器の歴史

陶器の歴史時代別 → 昭和・平成

時代別

昭和・平成時代

備前焼

その後続いた苦難の時代をのり越えて、桃山茶陶の再現を目指した「中興の祖」金重陶陽(昭和31年に人間国宝に認定。1896〜1967)の努力によって備前焼が再評価される様になり、今日の備前の繁栄を得たと言われています。
その後、この備前で5人の人間国宝も認定され、現在では、およそ400人以上の作家が、この備前に集まり活躍しているのです。

人間国宝
・金重陶陽:1896年 - 1967年 ・藤原啓:1899年 - 1983年
・山本陶秀:1906年 - 1994年 ・藤原雄:1932年 - 2001年
・伊勢崎淳:1936年 -

備前焼

また経済発展により日本人の中流意識が芽生え、仕事以外にも余裕が出るようになると、焼き物も日用品から芸術品を求めるように変わり、数え切れないぐらいの窯が全国に誕生しました。
特に1990年代以降の陶芸ブームは中年婦人の支持を得て、今日でも根強いものがあります。