陶器の歴史

陶器の歴史 → 産地別

産地別

・有田焼
有田焼の歴史は1616年の李参平(または三平。日本名は金ヶ江三兵衛)による泉山陶石の発見に始まると言われています。李参平は1597〜1598年の慶長の役で、鍋島軍が朝鮮からの引き上げの際に日本に連れ帰った陶工です。
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・伊万里焼
日本で磁器が本格的に焼かれるようになったのは、今から約400年前の豊臣秀吉の朝鮮出兵後の有田(現在の佐賀県有田町)が最初だといわれています。
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・唐津焼
唐津は古くから対外交易拠点であったため、安土桃山時代から陶器の技術が伝えられていたと言われ、現在も佐賀県の岸岳諸窯など至る所に窯場跡が点在します。
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・備前焼
六古窯の一つとされる備前焼には、伝統的な歴史があります。
備前焼きは平安時代に作られた須恵器の流れをくんで、おもに壺(つぼ)・甕(かめ)・擂り鉢(すりばち)などの日常品をして使われるものが多く焼かれてきました。
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・美濃焼
その歴史はとても古く、平安時代には灰釉陶器が焼かれ、一般民衆のための無釉の山茶碗なども焼かれていたようです。
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・瀬戸焼
伝説によれば中国の宋で陶法を学んできた陶祖・加藤四郎左右衛門景正が1242年瀬戸で窯を築いたのが始まりとされていますが、実際には平安時代中期、広久手古窯跡群での灰釉による施釉陶器が始まりです。
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・常滑焼
平安時代末期(12世紀)には、常滑を中心にして知多半島の丘陵地のほぼ全域に穴窯が築かれ、山茶碗や山皿、壷などが作られました。
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・伊賀焼
伊賀焼の歴史は古く、その起源は今から約1200年前の天平年間(729〜749)、農民が農業に付随して生活雑器を焼いたことに始まるとされています。
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